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12月, 2022の投稿を表示しています

2022年相場の回顧・・・意外に常識の範囲だった

2022年も年末が迫って来た。ということで、月並みながら今年の相場の回顧をしてみたい。 結論から先に言うと 「常識の範囲内」 と言うことになる。 FRBの利上げで株価下落 今年の相場の流れを決めたのは言わずもなく「FRBの利上げ」だろう。既に2021年の半ばから 、アメリカでは強い物価上昇が始まっていた 。そして、そして年明けに勃発したロシアによるウクライナ侵攻で、世界的な物価上昇が決定的となった。 40年ぶりの10%近い物価上昇を受けて、3月からfRBが、 事前の予告通り「連続利上げ」に踏み切った 。 あとはご存じの通りで、それまでコロナ禍を物ともせず「爆上がり」していた米株を中心に、株式市場が総崩れの展開となった。また、通常は株価と逆相関になると言われていた債券も大暴落。ほとんど全てのアセットクラスが下落(暴落)する展開となった。 GAFA大暴落でレバナス爆死 FRBの利上げに伴い、これも教科書通りに、 ハイパーグロスのGAFA株が暴落 した。これも「極めて教科書通り」の展開だった。 金利が上がれば、株価の割引現在価値は大幅に下がる。 特に将来の成長期待で買われているNasdaq株は当然のことながら大きく下落する。まさに 投資の教科書の1ページ目に書かれている内容だ 。 これに伴いコロナバブル以来、SNSなどで持て囃されていた「レバナス」などのレバレッジETFは、軒並み爆死することになった。またカリスマファンドマネージャーに率いられ、 テスラ株への収集投資で知られるアークインベストメントなどのファンドも軒並み暴落した。 カリスマは唯の バブルのあだ花のピエロ であることが判明した。これも過去のバブル相場では、良くある話だ。 日銀指値オペで超円安相場 このFRBの連続利上げにも拘わらず、我が日本銀行は黒田総裁の指揮の元、 異例の「連続指値オペ」を実施し、超円安が確定的となった。 年初115円台だったドル円相場は、みるみる円安方向に進み、一時は、30年ぶりの150円越えとなった。 その後は、秋以降にアメリカのインフレ鈍化の兆しが出てきたことから、FRBの金融引締め打ち止め観測が出始め、ドル円相場も10円以上急落する展開となった。 暗号資産のFTXが破綻 年後半で話題になったことの一つに、暗号資産取引所のFTXが破綻したことがある。このFTX、暗号資産業界では後発なが...

最強クリスマス寒波は、暖房なしで、これで乗り切る・・・車の立ち往生対策にも

FIRE・セミリタイア民はどうしても家でパソコンを使って過ごすことが多くなる。また、最近はだいぶ減ったかもしれないが、リモートワークの人も多いだろう。 そうなると厄介なのが冬の寒さ。パソコンに向かっていると、足や背中が冷えてくる。特に今年はインフレで電気代やガス代が、爆上がり中。 ということで、今回はFIRE・セミリタイア民のみならず、リモートワーク民向けに、冬の省エネ防寒対策を紹介してみたい。 私は暖房なしで過ごしてます 今年も大分寒くなって来た。 そんな寒い中、私はここ数年、日中「暖房なし」で過ごしている。その時使うのが以下の三種の神器だ。 動ける寝袋で暖房要らず 私は節電も兼ねて、着ぐるみ型寝袋を愛用している。以下のようなタイプのものだ。これを着ていると暖房なし、部屋の温度が10℃以下でも温かい。ほぼ暖房なしで過ごしている。 今回のクリスマス寒波では、新潟などで車の立ち往生が頻発しているようだ。エンジンを付けっぱなしにして、一酸化炭素中毒なども起きている様子。そんな時、この着ぐるみ型の寝袋があれば、エンジンを切っても何とか乗り切れるだろう。 【立ち往生したときには】 県内では断続的に雪が降り、路面状況が悪くなっています。 立ち往生したときは 車のマフラー付近をこまめに除雪。 できれば防寒具を着てエンジンもOFFに。 身動きがとれない場合は「道路緊急ダイヤル」#9910 に連絡。 #nhk_video_toyama https://t.co/n7jRGpN6Ez pic.twitter.com/WdVAEl9il2 — NHKとやま (@nhk_toyama) December 23, 2022 基本は足冷え対策 デスクワークの冷え対策の基本は、足を温めることにつきる。安いホットウォーマーで十分温かくなる。逆に頭を温めると眠くなる。 家事の際には歩けるタイプ 家事などで歩き回ることが多い場合には、歩ける靴タイプがお勧め。私も愛用している 背中が冷える場合 人によっては背中やお腹が冷える人も居るかも知れない。そんな時は、バイクのツーリング用に販売されている電熱ベストがお勧め。最近の製品はモバイルバッテリーを接続して使うタイプが中心。着ぐるみ型の寝袋と併用すると、低い温度設定でも十分温かい。 室内テントも 更に室内にテントを張ってしまうとういのも有効だ...

日銀が急に政策変更してビックリしている時に気休めに読む話。

12月20日に開催された日銀の金融政策決定会合で、突然にYYC政策の修正が発表された。市場は不意を突かれた形となり4円以上の円高となった。この唐突な金融政策の変更に戸惑っている人も多いだろう。ということで、今回は日銀の突然の金融政策変更に戸惑っている時に気休めに読む話をしてみたい。 総裁は利上げではないと繰り返す 当日の午後三時から日本橋の日銀本店で、黒田総裁の記者会見が開かれた。内容を一言で言うと 「利上げではない」 ということに尽きる。あくまでYYC(長短金利操作付き量的・質的金融緩和)の「修正」にすぎないという立場だ。正直、傍で聞いていても苦しい説明だ。 地方債市場で異常事態発生 では、今回の突然の政策変更の理由は何だろう。一言で言うと ”市場の圧力に日銀が屈した” ということだろう。 黒田総裁も会見で説明しているが、足元の債券市場では混乱が広がっていた。特に深刻と思われるのが 地方債の金利上昇だ。 公募地方債は、東京都や大阪府などが発行する債券だ。毎年国債と同じように大量に発行されている。日本では、国の監督下の地方財政制度や地方交付金制度があるため、外国の様に 県や市などの地方自治体が突然デフォルトする事態は想定されていない 。要は国債と同じように安全という建付けだ。通常は、10年国債の条件決定後に、 国債に準じた条件で発行 されている。。 ところが地方債市場で異変が発生した。 まず12月1日に条件決定された10年国債(第368回債)の発行条件は、以下の通り。日銀の指値オペ上限である0.25%で落札されている。 利付国庫債券(10年)(第368回) 募入平均価格 99円52銭 (募入平均利回り) (0.250%) 財務省HPより しかし地方債に関しては以下の条件で決定されている。見ての通り 10年国債の発行条件と大幅な乖離が生じている 。 公募地方債令和4年12月債の発行条件等 ●第237回共同発行市場公募地方債 条件決定日 12月6日(火) 表面利率 0.554% 発行価格 100円00銭 応募者利回り 0.554%(複利0.554%) 対国債スプレッド (カーブ比) 29.0bp 発行予定日 12月23日(金) 発行額 870億円 期間 10年 一般社団法人 地方債協会HPより 問題は、10年国債と公募地方債との発行条件の差だ。以下の表を参照してほしいが...

徒然なるままにFIRE(5)・・・FIREに向く人向かない人

最近Twitterなどで「FIRE卒業」が話題のトピックに挙がっていた。実際は、コロナ禍で話題になったFIREブームが一巡して、予想通り俄かFIRE派が脱落しただけだろう。 ただ貴重な時間と労力(そしてお金)を浪費してFIREを目指したものの、途中で挫折するのは不幸だ。ということで今回は、実際にFIRE(セミリタイア)生活をしている身として、FIREの向き不向きについて記してみたい。 人と会うのが苦手…適性あり やはり 一番重要な適性は「人と会うのが苦手」「人と話すのが億劫」など対人関係に関するもの にだろう。私は特に人見知りと言うわけではないが、人と会わなくても特に問題ない。 時には一週間ぐらい人と話さないこともある。 特にコロナ禍になってからは、生活の殆どすべてをリモートに切替て、買い物も殆どすべてデリバリ―にしたことから、直接人と会う機会が激減した。といって精神を病んでいることは(一応本人の自覚としては)ない。毎日快適に楽しく暮らしている。 ただ、人によっては、他人と毎日会話しないと頭がおかしくなるという人も居るだろう。FIRE・セミリタイアすると、会社員時代と比べて人と会話したり人と会ったりする機会が極端に減るので、予め認識しておきたい。 パチンコが趣味・・・適性なし パチンコやギャンブル全般が好きな人は、まずFIRE・セミリタイアには向かないだろう。 FIREをするにはある程度の資産が必要になる。生まれながらに大金持ちな人以外は、地道に資産形成をすることになる。既にインデックス投資で積立をする方法が常識になっている。この積立投資は、株式の長期的投資リターンがプラスだという統計にベットするものだ。そして、この方法論の元になっているのが「確率・統計論」だ。しかしパチンコをはじめとしてギャンブル全般は、確率的に期待リターンがマイナスだ。続ければ続けるほどマイナスになて行く。パチンコやギャンブルに嵌るということは、この基本的な原理を理解していないということになる。 またFIRE・セミリタイアした後は、手持ちの資産の運用益で生活することになる。この際にも資産を「確率・統計」の知識に基づいて管理する必要がある。ギャンブルに嵌る人には正直無理だろう。 ギャンブルに嵌る人にはFIREは止めた方がいい。 一攫千金を目指す人・・・適性なし 世の中には「一攫千金」に弱い人が多い...

メガトレンド…サッカーワールドカップに見るハイテク都市国家の勃興

中東にあるカタールの首都ドーハで、4年に一度のワールドカップが行われている。日本代表チームは、残念ながら目標のベスト8には届かなかったものの、強豪国であるドイツやスペインに逆転勝ちするなど世界を沸かせた。 このワールドカップに関するニュースを見ていて感じたのが、 20世紀型の「国民国家の終焉」 と 、21世紀型の「都市国家の勃興」 だ。 カタールのドーハは日本が作った 天然ガスの上に浮かぶ都市国家 ワールドカップが行われているカタールと聞いて、直ぐに場所が思い浮かぶ人は多くないだろう。中東のペルシャ湾に面した産油国だ。人口は300万近くいるらしいが、大半が外国人労働者で、生粋のカタール人は、30万人弱ぐらいしかいないらしい。規模としては所沢市の人口ぐらいだ。 もとも天然真珠で有名だったが、日本の養殖真珠の影響で衰退。1940年代からは石油と天然ガスの産出が始まり、よくあるアラブの金持ち産油国となっている。 近年では、石油産業以外にも力を入れていて、中東初の衛星テレビ局であるアルジャジーラや、豪華な設備で有名なカタール航空が有名だ。また中東に駐留する米軍の巨大基地が置かれていて、アフガンやイラクへの補給拠点にもなっている。 都市ガス代で出来た街 ワールドカップの中継などを見ていて、高層ビルや高級ホテルが林立しているのに驚いた人が居るかも知れない。さすがドバイと並ぶペルシャ湾の金持ち国家の面目躍如と言うところだが、実は あのビルの殆どは日本からの金で出来ている 。というのもカタールの 主な輸出品は「天然ガス」 だからだ。この 天然ガスを歴史的に一番買っているのが、我が国日本だ 。ロシアと欧州など陸続きな場所を除き、天然ガス(LNG)は、超低温で液化して、専用のLNGタンカーで輸送する必要がある。液体のままタンカーに積めば輸出可能な石油と違い、専用の設備に巨額の投資が必要になる。その設備を一番持っているのが日本だ。と言うことで、実はあの ビルや五つ星のホテルは、皆さんが払った都市ガス代で出来ている 。 外国人労働者の奴隷労働 ワールドカップ開催に際して欧州などを中心にカタールの外国人労働者の扱いが問題になった。もともと殆ど人が居ないカタールなど湾岸諸国では、労働者の多くを外国人に頼っている。パキスタンやバングラディッシュなどを中心に、ホテルなどのサービス業ではフィリピン人...

徒然なるままにFIRE(4)・・・一部で話題の貧困ポルノ本を読んで、日本人は世 界一のお金持ち

最近面白い本を目にした。日本人は、平均年収があっても、貧しくて普通の生活が送れないという本だ。よくある貧困ポルノ本と言えばそれまでだが、Amazonのレビューを見ると、その内容に突っ込みが多く書かれている。 スタバのグランデを注文できないから貧困と嘆く この本には各種貧困(と作者が思っている)の例が記されている。一番話題になったのが、 スタバでラテのグランデが高くて注文出来ないから自分は貧困層 だと嘆く女性の話だ。またフリートレードで作られたチョコレートが高くて買えないという話も出ている。また多くの例で住宅ローンの支払いがきついとか、子供を私立に通わせるのに教育費が負担だとかの話が出てくる。 だが、この例に対して多くの人が違和感を抱くだろう。 これって本当に「貧困???」 週一のお風呂を非難された女王様 この手の所謂「貧困ポルノ」を見ていつも思い出す逸話がある。それは今から100年前に大英帝国のビクトリア女王が「風呂に入りすぎる」と言って非難された話だ。本当の話かどうかはさておき、どれくらい頻繁に入浴していたかと言うと、たった1週間に一回だそうだ。 産業革命後の19世紀とは言え、瞬間ガス湯沸かし器もない当時は、お湯を沸かすのも一苦労だっただろう。また、お湯が冷めない様にお手伝いさんが、そばで湯を継ぎ足していたようだ。物凄く手間がかかったらしい。要は、風呂に入ることは「超贅沢」だった。 当然のことながら、たった100年ちょっと前とは言え、当時は「エアコン」も「自動車」も「飛行機」も、そして「ネット」や「スマホ」もなかった。 日本人は世界一のお金持ち たった100年前には、電気ガスどころか水道もない国が多かった。お湯を沸かすのも一苦労で、水を井戸から汲んできて、火を起すのには薪を集めてくる必要があっただろう。一杯のお茶を飲むのにも、相当の手間がかかったに違いない。そう考えると、 現代の日本人は 100 年 前 の 王侯貴族 より 豊かな 生活 を 送っている ことになる。 ほとんどの家に冷暖房が付いている(昔は、王様でもクーラーはなかった) ほとんどの家で蛇口をひねるとお湯が出る、何時でもシャワーが浴びられる 冷蔵庫、洗濯機、掃除機、電子レンジなど家電は標準装備 夜中でも電気が使えて昼と同じような生活が出来る コンビニに行けば24時間好きな時にカロリーたっぷりの食事が手...