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【台湾有事に本気で備える】・・・その(3)具体的な事前の備え



諸所の情報を総合するとどうやら台湾有事が実際に迫っているようだ。
ということで今回は、実際に台湾有事が起きた時の備えを紹介してみたい。

台湾有事の際に起きること

実際に台湾有事が勃発すると、日本は否応なしに巻き込まれる。在日米軍基地が台湾への武器輸送の拠点になるだけでなく、中国軍への攻撃の出撃拠点にもなる。
当然、中国は日本政府に中立維持を要求するが、日本政府は拒否する選択しか出来ない。

先島諸島への侵攻

宮古島、石垣島などで構成される沖縄の先島諸島に対して中国軍による侵攻が行われるかもしれない。特に距離の長い滑走路のある下地島空港の占領を意図した侵攻作戦が行われる可能性がある。

ミサイル攻撃

日本本土も安泰ではない。中国軍による主にミサイルによる大規模攻撃が予想される。
また、日本国内には既に70万人を超える中国人がいることから、ゲリラ部隊による政府関係性施設やインフラへの攻撃も予想される。

私たちへの影響

台湾有事の際には大混乱が予想されるとして、具体的に私たちの日常生活には、何が起きるのだろう。

大規模停電

台湾有事が私たち一般国民に影響する可能性が高いことの第一が「大規模停電」だろう。発電所だけでなく、変電所が破壊されると長期間に渡って電力の供給が途絶える可能性がある。また燃料が途絶した場合にも、停電が長期化する可能性が高い。

食料不足

日本は食料の大半を輸入に頼っている。もし日本全土の港湾施設が攻撃を受けたり長期間利用できなくなると、たちまち食料不足が起きるだろう。
飢餓が発生するレベルまで事態が悪化するかは分からない。
また米など国内で自給できている農産物に関しても、肥料や軽油が手に入らなくなると、たちまち不足するようになるかもしれない。
また仮に収穫まで漕ぎつけたとしても、燃料不足から消費地である都市に輸送が出来なければ、畑で腐るに任せる事態も起こり得る。

燃料不足

日本は原油などエネルギーの大半を輸入に頼っている。戦争が勃発した場合には、原油の輸送ルートである南シナ海と東シナ海、台湾周辺の海域の通行が妨げられるだろう。
そうなると、仮に原油の輸入が出来たとしても、中東を出発したタンカーが日本に到着するまでの期間が大幅に伸びることになる。これだけでも国内では石油不足が発生する原因になる。
価格が高騰するのは言うまでもない。

通信障害

台湾有事の際には、中国軍が海底光ファイバーケーブルを切断する可能性がある。台湾も日本も島国のため、世界とは海底を走る光ファイバーで繋がれている。この光ファイバーが切断された場合、長期間に渡って通信が遮断される可能性が高い。
また国内の通信基地などへのミサイルやゲリラによる攻撃も予想される。

飛行機の運航停止

新型コロナパンデミックの際にも、航空機の運航があっと言う間に停止された。同じように台湾有事が発生した場合には、民間航空機の運用が大幅に少なくなるだろう。
国内の空港の大半が、米軍の補給用に接収されることになるかもしれない。実際に成田空港に関しては、有事の際に米軍が補給拠点とする予定らしい。
仮に飛行機の運用が行われたとしても、保険や燃料費が高騰して目の飛び出るような料金になるのは言うまでもない。

電車や新幹線などの公共交通機関に関しては、戦時中は空襲下でも運航が継続されていた。

円暴落と超物価高

開戦劈頭はドル円相場は円高にも円安にも振れる可能性がある。ただ事態が深刻化、長期化した場合には、最終的に円は暴落することになるだろう。
輸入が途絶する可能性があることから物価の高騰は避けられない。場合によっては、ハイパーインフレになることも有り得る。

流言飛語

コロナでもそうだったが、実際に台湾有事ともなれば流言飛語が飛び交うのは言うまでもない。大規模通信障害からSNSが使えないようになると、昔ながらの口コミで、不確かな情報が拡散するかもしれない。関東大震災の際の韓国朝鮮人に対する事件を引くまでもなく、突発的にパニック状態に陥った国民が暴走する事態が想定される。

具体的な対処法

次に台湾有事が発生した場合に備えた具体的な対処法を考えてみたい。

安全な場所を確保する

米軍基地は避ける

日本各地に散在しる在日米軍基地は、中国軍のミサイル攻撃の一番のターゲットになるだろう。実は東京の近くには在日米軍基地が沢山ある。基地周辺は避けるべきだろう。

意外なところでは、横浜駅のすぐ近くに在日米軍の燃料補給廠がある。この燃料タンク群からは、週に二度ほど航空燃料がJR貨物のタンク車を使って武蔵野線貨物線経由で横田基地まで輸送されている。もしこの燃料タンク群が破壊されると、横田基地の燃料が実質的になくなり航空機の運用に支障が出る。当然ミサイル攻撃のターゲットになる可能性がある。横浜駅から目と鼻の先にミサイルが着弾したら大パニック必至だろう。

  • 沖縄の在日米軍基地(嘉手納、普天間、キャンプハンセン、キャンプコトニーなど)
  • 佐世保・・・強襲揚陸艦アメリカが母港としている
  • 岩国・・・海兵隊のF18とF35の戦闘航空団が駐留
  • 横須賀・・・第七艦隊基地、空母ロナルドレーガン母港
  • 横田・・・在日米軍の空輸拠点、アメリカからの軍需物資の受入拠点
  • 厚木…米海軍と自衛隊(P1,P3C)が駐留
  • 座間・・・朝鮮戦争に備えた米第八軍と国連軍の司令部
  • 相模原・・・相模原補給廠には、朝鮮戦争に備えてトラックなど補給品が事前配備されている
  • 横浜…鶴見に米軍の燃料補給廠がある、ノースショア―には補給艦の事前配備も
  • 三沢・・・F16戦闘機が駐留
  • 都内・・・米国大使館、六本木ヘリポートと星条旗新聞社、山王ホテルなど都内にも米軍基地がある。有事の際にはゲリラ攻撃に晒される可能性も

自衛隊基地は避ける

米軍基地と同様に自衛隊の基地の近くも避けるべきだろう。特に台湾有事の際に拠点となる可能性の高い、航空自衛隊の飛行場と海上自衛隊の拠点となっている港は避けるべきだろう。

  • 沖縄
    • 先島諸島の自衛隊駐屯地・・・中国の上陸作戦も
    • 沖縄本島・・・軍民共用の那覇基地(那覇空港)にはF15の飛行隊が駐屯、防空の要、有事の際には確実にミサイル攻撃されるだろう。民間の航空便は止まる覚悟が必要。
  • 九州
    • 奄美大島・・・離島防衛部隊に加えてミサイル部隊も常駐予定、野毛島には飛行場も建設予定
    • 鹿屋基地・・・海自のP3Cなどに加え、海保のドローン部隊も駐留、かつては特攻隊の出撃拠点
    • 新田原…百里と並んで航空自衛隊最大の拠点の一つ、九州防空の要、F15部隊駐留
    • 呉と佐世保・・・旧海軍からの根拠地、その他大村には水陸両用団の基地がある
    • 筑紫野・・・F2支援戦闘機の基地
  • 関東
    • 横須賀…米海軍第七艦隊と自衛隊の護衛艦隊の根拠地
    • 市ヶ谷の防衛省・・・都心の市ヶ谷にある防衛省もターゲットになる可能性
    • 木更津・・・陸自のヘリ、離島奪還作戦用のオプスレイが駐留、
    • 入間・・・パトリオット部隊が駐留、関東圏のミサイル防衛の一部
  • その他・・・海自の舞鶴や空挺団のいる習志野など他にも基地が複数存在する

離島などは避ける

定年後などの移住先として沖縄などの離島を考えている人も多いかもしれない。しかし台湾有事の勃発を本気で考えるなら、沖縄を含めた離島の居住は避けるべきだ。
一度、有事が発生した場合には、離島から避難するのは不可能だろう。太平洋戦争中も沖縄本島から本土への学徒疎開中に船が攻撃され犠牲者が多数出ている。

東京など大都市は避ける

実際に台湾有事が勃発し日本が巻き込まれた場合、東京などの都心部に居るのは避けるべきだろう。食料や燃料が不足するだけでパニックが発生しかねない。電力や水道などのインフラが破壊されると人の多い都心部は、暴動や略奪、パニックが発生しかねない。速やかに脱出すべきだ。

疎開場所の条件

一日で移動可能

もし現在東京などの都市部に住んでいるのなら、車などで一日で移動可能な場所に事前に疎開場所を確保しておくべきだろう。飛行機や新幹線を使った避難は現実的ではない。関東なら比較的自衛隊や在日米軍基地の少ない群馬や栃木などの北関東か、山梨や長野などの甲信越地域となる。

家族や親族などの避難先、疎開先がない人は、安全を確保するためには事前に田舎などに中古の住宅を購入しておくなど避難場所を確保しておくべきだろう。

電力を確保する

本格的な戦争になった場合には、発電所や変電所などの電力インフラも攻撃対処になる。停電が長期間続く可能性が高い。事前にオフグリッドの電力を確保しておくべきだ。

ソーラー発電

一番簡単なのは、普及しているソーラーパネルを取り付ける方法だろう。バッテリーと併用すれば日常生活に必要な電力は大半が賄える。

本格的なソーラー発電が理想だが、小型のモノでも準備すべきだろう。

コジェネ発電機

太陽光発電は夜間や雨の日は使えない。プロパンガスなどを使うコジェネ発電機を併用すれば、ほぼ完全なオフグリッド電力が確保可能だ。

バイオマス(薪)発電

薪などが豊富に確保できるなら、バイオマス(薪)を利用したコジェネ発電も考慮すべきだろう。薪なら海外からの輸入が途絶しても長期間に渡って電力を安定的に確保できる。

水を確保する

停電になると給水ポンプが止まって断水する。特に都市部のマンションは人が給水ポンプが止まると住めなくなる。タワーマンションの高層階などは致命的だろう。
また水道が止まると水洗トイレも利用不可能になる。

井戸水

水道の断水が長期化した場合には、昔ながらの井戸水に頼る必要が出てくるかもしれない。最近は地震対策などで自治体が地域の井戸を紹介している場合も多い。チェックしてみると良いかもしれない。

雨水

井戸水以外だと雨水が考えられる。大きなビニールシートと貯水容器があればなんとかなるかもしれない。また家の雨樋などから雨水を確保することも考えられる。「

以下のようなガーデニング用の貯水タンクを雨樋に付けておけば、ある程度の水を確保可能。

浄水器

アウトドアや災害ように逆浸透膜などを利用した高機能の浄水器が販売されている。井戸水などが確保できないなら準備しておいた方がいいかもしれない。もちろん井戸水や雨水も浄水器で浄化すれば飲料可能だ。

食料を確保する

保存食

保存食料を三ヵ月分程度は確保したい。備蓄は、自宅と避難先などに分散しておくといいだろう。

畑とダーチャ

もし疎開先、避難先で土地の余裕があるのなら、家庭菜園で食料をある程度準備しておくのもいいかもしれない。

ロシア人は戦争や災害に備えて、郊外のダーチャと呼ばれる別荘(実態は掘っ立て小屋)で家庭菜園をする習慣があるそうだ。そして常に一冬分の保存食料を準備している。日本人も見習うべきかもしれない。

通信を確保する

普段便利に使っているスマホやネットは、有事の際には真っ先に遮断されるリスクが高い。繋がってもサイバー攻撃で相当混乱することだろう。
非常用通信は必需。

スターリンク一択

非常用の通信設備として、ついに真打ちと言えるものが登場した。言わずと知れたイーロン・マスクのスターリンク衛星ネットシステムだ。月々1万円以下で衛星高速インターネットが一般人でも利用可能になった。凄い進歩だ。

衛星携帯

電話だけでもと言う人は、従来からある衛星携帯電話も。イリジウムやスラーヤが定番。ただ個人でもつには少々値が張る。

アマチュア無線

ここまでくるとマニアックな趣味の世界だが、未だにアマチュア無線は使われている。興味のある人には、一考に値するかも。

医療を確保する

常備薬の備蓄

非常になれば、当然普段通りの医療は受けられなくなるだろう。地震などに備えて救急キットの準備は当然として、持病のある人は常備薬などの備蓄も必要。

抗生物質

常備薬として抗生物質を準備しておくのも一考だ。特に避難所生活など衛生状態が悪化すると、感染症が流行する。健常者でも平和な時には何ともないチョットした怪我がもとで感染症で死亡することもある。
抗生物質は、国内では処方箋がないと手に入らないが、個人輸入なら入手可能。汎用の抗生物質をある程度確保しておくの有り得る。

石鹸

意外に思うかもしれないが、一番有用な療資材は、石鹸だと考えている。非常時には衛生状態が急激に悪化する。そして普段なら何でもない怪我などが原因の感染症で人は簡単に命を落とす。
大半の感染症は、手を石鹸で洗うだけで大半を予防できる。
意外なことに人間が手を石鹸で洗うようになったのは、この100年程のことだ。
清潔な水と石鹸さえあれば後は何とかなるかもしれない。

また石鹸は、国家システムが崩壊したような場合には、一種の「通貨」の様な役目も期待される。物々交換で食料を手に入れる時に、石鹸はある意味貴重品扱いになるだろう。

備蓄するなら普通の「固形石鹸」がいい。

核シェルター

ここまでくると一般人にはかなりハードルが高いかもしれない。

だが台湾有事では核兵器が使われるリスクは一定程度ある。

残念ながら日本政府は、まったくと言って良いほど準備していない。

ウクライナ戦争勃発以降、国内でも核シェルターの売上が爆増しているらしい。

どうしても家族を守りたい人には、核シェルターも考えておいた方がいいい。

【災害対策BCP】本気で核戦争に備える・・・その3.核シェルターは現実的か? | 団地君のゆるゆるセミリタイアライフ (poorblackgoat.com)

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