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【災害対策BCP】台湾有事に本気で備える:その(1)台湾…台湾有事が本当に起 きると確信した瞬間

4月6日に沖縄宮古島で陸上自衛隊のヘリコプターが墜落する事故が発生した。
折しも台湾の蔡英文総統による米国訪問に絡んで台湾を巡る緊張感が高まっていた。台湾周辺では中国軍機による活発な活動が常態化している。
また中国海軍が台湾を取り囲むように展開しており、演習を繰り広げている。ヘリの墜落事故が起きた宮古島周辺でも、数日前に中国海軍の駆逐艦が島の周辺を遊弋していた。
この様な状況を受けて、一時は中国軍による陸自ヘリ撃墜説までSNS上に飛び交う状況になっている。

そもそも、去る2022年10月の共産党大会で習近平総書記の三期目続投が確定し、それと前後して主要メディアやSNSなどでは、所謂「台湾有事」が話題になる事が多くなってきていた。
また日本政府も状況の緊迫化を受けて防衛費を五年間で二倍に増額し、敵基地反撃能力の保有を表明している。
台湾有事に関しては、様々な観測が出ているが、早いものだと今年中に、遅くとも2027までに、中国が台湾の武力統一に動くのではないかとの予測も出ている。

もし台湾有事が勃発した場合には、日本は最前線の場所にに立たされることになる。湾岸戦争やウクライナ戦争のように遠い異国の戦争というわけにはいかない。当然、経済や社会が大打撃を受けることは避けられない。

FIREを達成して自宅セミリタイアを満喫している身としても他人事では済まされない。南海トラフ地震や富士山噴火、原発事故に匹敵する大事態だ。

そこで今回は、台湾有事(戦争)が勃発した場合のシナリオを予想したうえで、大地震が起きた時と同じように、如何にBCP体制を取るかを考えてみたい。

そもそも台湾有事は本当に起きるのか

中国が強襲揚陸艦を大量建造

メディアやSNS上では、様々な台湾有事シナリオが語られている。その中で私が近い将来台湾有事が発生すると確信したニュースがある。それが中国による強襲揚陸艦の大量建造だ。

強襲揚陸艦とは、ノルマンディー上陸作戦のような海から攻撃する軍事作戦でプラットフォームとなる軍艦のことだ。形は第二次世界大戦中の空母のような形をしている。

この強襲揚陸艦には、30機から50機程度のヘリコプターを搭載することが出来る。また船の最後尾の部分が扉の様に開く。この最後尾の扉からは、水陸両用戦車やホバークラフトが発進出来るようになっている。また内部には完全武装の海兵隊を1500人(一個大隊)程度収容可能だ。

プライベートライアンなどの戦争映画を見た人なら分かると思うが、敵前上陸作戦をするときには、この強襲揚陸艦が母艦となり、最初の突撃上陸部隊を送り出す。

英仏などの主要国の海軍の殆どは、この強襲揚陸艦を保有している。といっても1隻か多くて2隻だ。任務としては、海外でクーデターやテロなどが発生した時や大規模災害の際に、自国民を避難させるためのプラットフォームとして運用されている。アメリカだけは例外で9隻を保有して世界各地に分散配備している(※日本の佐世保基地にも一隻配備)。

中国は現在、この強襲揚陸艦を2隻保有している。この程度なら大国として妥当な数だろう。だが、ここにきて中国海軍は、この強襲揚陸艦の大建造を始めている。各種報道によると最終的に9隻まで増やす計画のようだ。この9隻という数字は、世界最強のアメリカ海軍が保有している強襲揚陸艦の数に匹敵する。

075型強襲揚陸艦 – Wikipedia

建造には数千億円必要

この強襲揚陸艦の建造には数千億円の費用が必要だ。搭載するヘリコプターも安く見積もって1機あたり20億円ぐらいはするだろう。それを40機揃えるとなると800億円必要だ。つまり、この強襲揚陸艦と言う軍艦は、超大国でも見栄だけで、おいそれと持てる代物ではない。その高価な軍艦を9隻も持つと言うことは、実際に使う前提だとしか考えられない。

9隻と言う数字の意味

中国が9隻の強襲揚陸艦を建造している事には、もう一つう注目点がある。それが9隻という数だ。現代の強襲揚陸艦は、1個大隊(約1500人)程度の完全武装の海兵隊を載せられる。この1個大隊、1500人を9倍(9隻分)すると、約1万3000人強になる。この1万人というのが、もう一つの肝になる。ある程度の軍事知識があるひとならピンとくるだろう。1個師団分の兵力だ。中国が9隻の強襲揚陸艦の建造を計画していると言うことは、即ち1個師団分の兵力の上陸作戦を計画していると言うことを意味する。通常の上陸作戦では、最初に強行上陸する部隊は一個師団当たりで1個大隊程度だ。ということは、9隻の揚陸艦が関係する作戦となると、10万人規模の部隊を上陸させる規模になる。軍事用語で言うと「一個軍団」の兵力になる。

離島の防衛や海外での在外国民救出のためだけなら、これ程の巨大は兵力は必要ない。完全に全面戦争での大規模上陸作戦を想定した規模だ。そして中国が関係する大規模上陸作戦となると「台湾戦争」以外は考えられない

1年一隻のペースで建造中

この強襲揚陸艦を中国は現在のところ1年で一隻のペースで建造しているようだ。既に三隻目の船体は完成しており艤装を行っている。そして現在、四隻目の建造に着手している模様だ。ということは、現在のペースだと6年後に9隻目が完成することになる。時期で言うと2027年から8年当たりになる。丁度、今回三期目に入った習近平総書記の5年の任期が終わるタイミングだ。

この9隻目が完成する時が、台湾戦争が勃発する一つのタイミングになるかもしれない。

Youtubeを見ていたら同じ考えの人が居た

たまたまYoutubeを見ていたら、テレ東の有名な記者が同じことを言っていた。YouTubeで有名な豊島記者だ。

地震と同じ準備が必要

新型コロナのパンデミックで分かったことは、いつ何時予想外の非常事態が発生してもおかしくないと言うことだ。そして非常時には事前の準備がやはり重要だ。
普段は平和で安全な我国日本だが、地震や火山の噴火、そしてパンデミックなど様々なリスクが存在する。
リスクがある以上、事前に非常時の準備が必要だ。台湾有事も現実的なリスクと捉えて、その一つに入れておくべきだろう。

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