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徒然なるままにFIRE(8)・・・話題のフィリピン振り込め詐欺犯人は何故キャバ クラに通うのか

全国各地で頻発する老人をターゲットにした広域強盗事件の黒幕として、フィリピンの入館施設に収容されている”ルフィ”と呼ばれる日本人黒幕の存在が、連日話題になっている。

そして、このルフィたちは、フィリピンの入館施設の中から、スマホやネットを使って、日本にいる強盗犯に指示を送っていたらしい。フィリピン政府の管理下にある入館施設で、日本人の詐欺犯がスマホを使って日本に向けて振り込め詐欺をしていたことにビックリした人も多いだろう。

ただ一方で、以前から犯罪者がフィリピンに逃亡するのは定番で、逮捕されても金さえ払えば、刑務所の中で豪遊できるのも有名な話だ。この話を聞いて、さもありなんと感じた人も多いだろう。

カジノで豪遊

今回の話を聞いて不思議に思ったのが、ルフィと呼ばれる降込め詐欺グループのトップが、マニラで有名なカジノホテルで連日のように豪遊していたという話だ。この豪華カジノは、その筋では有名な”オカダ・マニラ”と呼ばれる日系のカジノホテルだ。名前からも分かる通り、このカジノホテルを建設したのは、日本のパチンコ機器メーカーの経営者だ。

ルフィ一行は、このカジノホテルで連日数千万円をカジノに投じて、VIP客として遇されていたらしい。ちなみに、海外のカジノホテルでは、数千万円をカジノに投じる太客を”ハイローラー”と言い、VIP待遇で宿泊や飲食は全て無料になる場合が多い。50億円をカジノで使い込んだので有名な、大王製紙の元会長も、マカオのカジノでVIP客扱いだった。

ここで疑問に思ったのは、なぜ彼らは”カジノで連日豪遊”していたかという点だ。報道によると、この詐欺グループは、総額で35億円前後の犯罪収益を得ていたらしい。全額は残っていないにしても、手元に数億円は残っていただろう。これだけの金があれば、フィリピンやタイ、または最近流行りのドバイ辺りに行けば、金利だけで楽に生活できただろう。

なのに何故彼らは、リスクを冒して詐欺を続けたのだろう。

逮捕の不安から逃れるために豪遊

今朝、たまたまテレビ朝日のモーニングショーを見ていて、その答えを聞くことが出来た。ゲストに出演していた振り込め詐欺に詳しいジャーナリストによると、特殊詐欺グループや半ぐれ集団が、犯罪で得た利益をキャバクラなどの夜の街で散在するのは定番だそうだ。

一例として、過去にリフォーム詐欺で逮捕されたグループも、連日の様にキャバクラで数百万円を散在していたそうだ。そして、その異様な金遣いから足がついて、逮捕に繋がったとのこと。

彼らが、寄りにもよってキャバクラで豪遊する理由として、件のジャーナリストは、”いつ逮捕されるかという不安感”を払しょくするために毎日の様に豪遊することが多いと説明していた。

あとはブランド物やフェラーリなどの高級車を買い、タワマンで暮らすのも定番だ。

これでは、せっかく逮捕のリスクまで冒して大金を手に入れたとしても、その大金を毎日のようにキャバクラで散在してしまうのでは、”なんのために犯罪をしているのか分からない”というのが、正直な感想だ。

バカは金の遣い方を知らない

結論から先に言うと、結局のところ彼らは”バカ”なのだろう。

ある程度のリスク感覚と、マネーリテラシーがあれば、逮捕の危険を冒してまで、特殊詐欺や強盗を犯すのは割りに合わない。

仮にどうしても大金が欲しい場合、少し頭の回る人間なら、熱海で”産廃山を造った業者”や、今話題の太陽光発電事業など、幾らでも”違法スレスレ”で大儲けできるビジネス”が思い浮かぶだろう。

そして、せっかく大金を手にしても、使うのは”キャバクラ”などの夜の街か、ブランド物のバックや服、フェラーリなどの高級外車、そして定番のタワマン暮らしが関の山だ。

頭の弱い彼らには、それ以上の金の遣い方は、”多分思いつかない”のだろう。

欲しいのは他人からの承認

そもそも何故、これほど金を欲しがるのだろう。せっかく大金を手に入れても、”連夜のキャバクラ通い”や”ブランドバック”、”フェラーリなどの高級外車”、そして”タワマン”に散財してしまうのでは、元も子もない。結局かれらが欲しいのは、”金”ではなく”他人からの承認”なのだろう。そして彼ら自身も、自分自身に他人から尊敬されるポイントが何もないことに気付いているのだろう。

この満たされない”自己承認欲求”を手っ取り早く満たす手段が、”キャバクラ”や”ブランド物”、そして”車やタワマン”なのだろう。

これは、酒やドラックと同じ”依存症”だ。満たされない自己承認の空洞を埋めるために、犯罪に走り、手に入れた金は散財で失くしてしまう。そしてまた犯罪に走る。最後は破滅だ。

マネーリテラシーを手に入れてバカと貧乏から脱しよう

率直に言うと、生まれながらにして病気など、一部の例外を除いて、貧乏人の多くは”バカ”だ。そして、せっかく金を手に入れても、散財で”バカ”の元から金は直ぐに逃げてく。最後はマネーリテラシーの高い金持ちの処に集まって来る。金持ちがさらに金持ちになる。これが世の常だ。

もし、あなたが”カジノでの豪遊や、連夜のキャバクラ通い、ブランド物のバッグ、フェラーリなどの高級外車、都心でのタワマン暮らし”などの何れかに強い憧れを持っているとしたら要注意だ。

それは、貴方自身の心の中に”承認欲求の空洞がポッカリ空いている”かも知れない。

本当に欲しいのは、ブランド物のバックや時計ではなく、”他人から認められること”なのかもしれない。

これはFIREも一緒だ。一時FIREが話題になって時には、SNS上に俄かFIREアカウントが、まるでウィルスの様に増殖した。ところが一旦金融市場が下落に転じると、俄かFIREアカウントは、”あっと言う間に消滅”してしまった。まるでウィルスによる感染が突然減少するのとそっくだ。

結局彼ら”俄かFIRE勢”が求めていたのは、本来のFIREではなく、只の”自己承認”だけだったのだろう。

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