外為市場の円安が止まらない。とうとう節目の一ドル=150円を突破し、一時152円直前まで円安が進行した。9月には24年ぶりの政府日銀によるドル売り円買い介入が行われ、10月21日も大規模な介入が行われた模様だ。介入にも拘わらず、市場の円安観測は、依然として根強い。
海外出稼ぎウェイウェイ!!は円高フラグか?
巷では円安の話題一色だ。玉川さんで話題のテレビ朝日モーニングショーでも、円安でワーキングホリデーの海外出稼ぎが月収50万越えでウェイウェイ!という話題を取り上げていた。
相場が天井に近づくと、いつもこのような極端な話が飛び出して来る。最近だとビットコインバブルが典型例。暗号資産で儲けた若者が、平日の真昼間からBBQでウェーイ!という話題をやはりワイドショーが取り上げていた。去年だとNasdaq指数のレバレッジ投信である「レバナス」に積立投資をして「秒速で億り人」というのが流行っていた。そしてドル円レートが一ドル=150円を突破した10月21日の朝日新聞の一面は、やはり円安のニュースだった。
一旦休むもまた相場
こういう極端なニュースが一般のメディアに出始めた時は「要注意」だ。相場の転換点になる事が多い。ITバブルの時も、30年前のバブル経済の時も、同じように極端なニュースが流れた。
こういう時はチャンスであると同時にリスクでもある。こういう時はデーターをチェックして全体を虚心坦懐に俯瞰してみると言い。
- 依然として米国のインフレ率は高止まり
- FRBは年内は利上げ継続
- 株価は30%近く調整
- 日本のインフレ率が3%をつける
- 日本のQQEは黒田総裁の退任まで続く可能性が高い
- 米国も日本も貿易赤字、米国は経常収支も赤字
- 米長期金利が4%を超えて4%台に近づく
- 不動産市場が軟化の兆し
- 米中間選挙は民主党が意外に検討して五分五分
- ウクライナ戦争では、ウクライナ軍が反撃して、ロシアは手詰まり
こう見ていくと大体の材料は市場に織り込まれている感が強い。米インフレ率が更に昂進するとか、米中間選挙の結果あたりが、まだ織り込まれていない材料か?
一旦ドルロングを閉じました
と言うことで、朝晩冷え込むようになり、秋が深まって来たこのタイミングでドルロングを減らすことにした。と言っても全部売るわけではない。元々米国株を中心にポートフォリオで海外資産に分散投資してきていたので、資産に占めるドルの比率が、この一年で急増していた。普通は年に一回程度リバランスをしているが、今回は早めに調整した。年内は余ほどのことが起きない限り、このまま静観しようと思う。
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