2022年8月26日にアメリカ・ワイオミング州のジャクソンホールでFRB主催の定例のサマーセミナーが行われた。そしてFRBのパウエル議長が講演でインフレに対してタカ派発言を行ったことから、NYダウが一日で1000ドル以上の暴落となった。
NYダウの暴落を受けてSNS上には阿鼻叫喚のメッセージが投稿されていた。
利上げをしたから株が下げただけ
SNSでパニックになっている投資家を見ていて不思議な気分に襲われた。何故なら今回の株価下落は「中央銀行が金融引き締めをして株価が下落した」という、正に教科書通りの話だからだ。9・11の同時多発テロや3・11の大震災、さては新型コロナのパンデミックのような突発的な事態が起きたわけではない。投資や株の教科書の最初の1ページに書かれていることだ。そして世界的にインフレ率が高止まりしているのは周知の事実だ。
もちろん事前には多少インフレ率が緩む気配はあった。例えば一ガロン5ドルを超えていた米国でのガソリン価格は6月にピークアウトして4ドル台に下がっていた。またGDPに関しても4半期ベースでマイナスになるなど景気減速の兆しが見えていた。しかしインフレ率自体は40年ぶりとも言われる高いレベルのままだ。
この(絶対値)で見て高いインフレ率の元で、ドルの守護神たるFRBが早々と利下げに転じる訳は常識的に考えてないだろう。今回のパウエル議場の講演と株価の下落はセオリー通りの事態が起こっただけだ。何も慌てる必要はない。
以下の過去に投降した記事のリンクを張っておいた。気になる人は読んでほしい。
結論としては、今回の株価下落は、分かり易い教科書通りの展開ということだ。
もし慌てているのなら、それは単なる経験不足かポジションの取りすぎということだ。
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