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脱サラしてラーメン屋をやるぐらいなら株を買え!

2022年に入り世界的に株価が急落していることから、「やっぱり株は危ない」と投資に躊躇している人も居るかもしれない。そもそも株式などの投資を単なるギャンブルと考えている人が、未だに日本では多い気がする。そこで今回は、「脱サラしてラーメン屋をやるぐらいなら株を買え」と題して、株式投資がいかに優れているかを論じたい。

ラーメン屋も株式投資も「ビジネス」

まず最初に強調したいのは、脱サラしてラーメン屋をやるのも、株式投資をするのも「同じビジネス」だと言うことだ。命の次に大切な「自己資金」を投じて金儲けをするのは一緒だ。ラーメン屋を開業するときには、種銭の自己資金を準備して、足りない場合には借金をして開業資金を準備するはずだ。そして店舗を借りて鍋釜などの什器を準備、内装をして必要ならば人を雇ってやっと開業できる。やっと開業してある程度売上が立ったとしても、その売上から、材料費や人件費、光熱費、更に税金や社会保障費を支払い、借入をしていれば、当然銀行に「金利」も支払わなければならない。

諸々の支払いをした後に残ったものが、やっと本来の利益になる。

株式投資はフランチャイズに似ている

実は、株式投資も同じことをやっていることを意識している人は、意外に少ない。株式投資をするということは、自分でビジネスを構築する代わりに、「既に出来上がったビジネス」を所有すると言うことだ。ラーメン屋を開業するのと対比するなら、「幸楽苑」や「日高屋」のビジネスの一部を所有することになる。ラーメン屋を自分で開業する場合は、自分で全て手配しなければならないが、株を買う場合は、これが全部揃ったパッケージを買うことになる。一番イメージしやすいのは、セブンイレブンなどのコンビニのフランチャイズに加盟する場合かもしれない。什器からブランド、看板、商品まで全てコンビニの本部が準備してくれる。なんでも自分でやりたい人も居るだろうが、私の考えは全く逆だ。企業に任せた方が、はるかに有利な点がたくさんある。

担保なしで借入が出来る

例えば銀行からの借入一つ見ても、個人が借りる場合には、普通は担保がなければ借りられない。また当然のように「経営者の個人保証」を要求される。当然金利も高い。銀行から借りられればマシな方で、多くの経営者が所謂「街金」などの高利貸しから10%以上の金利で金を借りることになる。

一方、株式を上場しているような大企業の場合はどうだろう。考える必要もないが、多くの大企業が非常に低い金利で借りれをすることが出来る。ましてや投資家自身が個人保証をする必要など全くない。会社が投資家の替わりに金を借りてくれるのだ。トヨタのような大企業の場合、三菱やみずほのようなメガバンクが土下座して「金を借りてくれ」と頼みに来るのだ。

高学歴の優秀な人材を雇える

優秀な人材が勝手に集まってくる点も魅力的だ。ラーメン屋でなくても他のビジネスを自分で開業する時に、どれくらい優秀な人材を雇うことができるだろうか。大学生のバイトならいざ知らず、正社員となると正直「ろくな人間が集まらない」のは目に見えている。

一方、大企業であれば、頼んでいなくても「超優秀な人材」が勝手に集まって来る。あなたが開業したとして、東大や慶応、はたまたハーバードやスタンフォード大学を卒業した人材を雇えるだろうか?どう考えても無理だ。大企業の株式に投資すると言うことは、あなたの人生で一度もあったことがないような優秀な人材が、寝ないで貴方のために働いてくれると言うことだ。

仕入れ条件も超有利

借入や人材育成以外にも有利な点は、幾らでも思いつく。仕入れ一つとってみても、街のラーメン屋と大企業とでは、仕入れる量や金額が、まさしく「桁違い」だ。当然ながら大幅なボリュームディスカウントが効くだろう。また買掛金の支払いに関しても、支払期限を月末締めどころか3ヵ月締めにするなど、個人事業では考えられない有利な条件で出来る。言葉は悪いが、仕入れ先に「押し付ける」ことさえ可能だ。

既にブランドがある

無視することが出来ないのが「ブランド」だ。街のラーメン屋なら「ふらりと入店してくる客」もいるだろうが、多くの製品、特に消費者向けの製品では、「ブランド」が絶大な威力を発揮する。このブログを読んでいる人の中にも、少々値段が高くても「買うブランドを決めている」人は多いだろう。ブランドがある商品は、ある程度価格が高くても売れる。逆に言ううとブランド力のない商品は、価格で勝負せざるを得ない。当然ブランドのある企業より利益率が低下する。

そもそも売上が既にある

これも繰り返しのような話になるが、大企業は既に売上がある。一から売上を立てる必要はない。投資家であるあなたが何もしなくても、勝手に商品がどんどん売れていくのだ。

リスク分散が出来る

株式投資では、資金のある限り「分散投資」ができる。個人で事業をしている場合、事業の分散には限度がある。ラーメン屋をやっている人が、他のビジネスを同時並行的に営むのは限界がある。ましてや、スマホを製造したり、自動車を造って海外に販売するのは無理だ。株式投資なら、コンビニをやっているセブンと、スマホを造っているAppleに同時に投資することができる。

凄い商品を勝手に開発してくれる

今回の新型コロナパンデミックでは、Pfizerやモデルナが開発したmRNAワクチンが登場した。こんな夢のような新製品を個人が開発することは、絶対無理だ。だがPfizerの株主なら、この夢のような新製品から上がる利益の一部を手にすることが出来る。

公務員をしながら株を買うのが最強!

ということで、今の日本で一番最強なのは、大企業のリーマンか公務員をしながら株式投資をするのが、最強と言うことになる。特に公務員の場合、身分が保証されているのだから、自分の身の安全を確保しながら余った資金を株式に投資することで、世界中のトップクラスのビジネスを保有することが出来る。もし公務員でなかったとしても、自分では出来ないビジネスを超優秀な人材が、貴方のために代わりにやってくれるのだ。こんな素晴らしい仕組みは他にない。

株価に一喜一憂する必要なはい

ここまで読んでいただいた方なら納得いただけるかと思うが、「株=ビジネスオーナー」と考えれば、目先の株価に一喜一憂する必要はない。むしろ必要なのは、「経営者目線」かもしれない。各企業を自分が経営者だとしたらどうする、と言う視点で見れるようになれば、自ずと目先の株価より大切なものが見えてくるはずだ。

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