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東日本大震災を予言したと話題のマンガ「私の見た未来」の予言を真面目に考え てみる

2021年2月13日(土曜日)、東日本大震災から10年目の今年、福島県沖でM7の大きな地震が発生した。そこで改めて一部で話題になっているのが、たつき諒さんという漫画家が20年以上前に書いた「私の見た未来」という漫画。この漫画の表紙に「大災害2011年3月」と記載されていたことから、311大震災当時話題沸騰。その漫画は、Amazonやメルカリの中古で数万円で取引されている。

その作者のたつき諒さんだが、これだけ話題になりながらメディア等には一切露出せずに沈黙を守り通していた。ところが新型コロナウィルスのパンデミックが猛威をふるう昨年2020年からTwitterに登場。その後、オカルトで有名な某サイトに登場するようになり、予言の内容がかなりわかってきた。

その某オカルトサイトによると、作者は、実は話題にになった311以外にも合わせて15の予知夢を見ており、そのほとんどが的中しているとのこと。また、まだ実現していない予言が2つあるそうだ。

今回は、その残された2つの予言の内容を真面目に検討してみたい。

残された予言その1.「富士山噴火」

一つ目の未実現の予言は富士山噴火だ。最短で2021年の8月頃と予言している。そう、つまり「今年!」。もちろん予言なんで、何の科学的根拠ないのが。ただ過去に南海トラフの「三連動地震」の起きた際には、ほぼ必ず「富士山噴火」」がセットでついてきている。南海トラフ巨大地震の発生確率は70%と政府が発表しているのは周知の事実。つまり、我々が生きているうちに、一度は富士山噴火を拝める可能性が高いと言うこと。

残された予言その2.「横浜が巨大津波に襲われる」

残り一つの予言が、「横浜が巨大津波に襲われる」というもの。作者は、予知夢の中で歩道橋に迫るほどの「巨大津波」が横浜を襲うイメージを見ているそうだ。時期については、最短で2026年としている。私が気になったのが、この予言。「巨大津波」自体は、今後発生が予想されている「南海トラフ」や「千葉県東方沖地震」での発生が予想されている。ただし南海トラフ巨大地震や、千葉県東方沖地震では、東京湾の内側にある「横浜港」には、大きな津波は到達は、予想されていない。

これは東京湾が、入り口が狭く奥が広い構造をしていること。さらに湾の入り口が「南南西方向」に開いているが、入り口付近は三浦半島にブロックされており、「構造上大きな津波が入り難い」から。311東日本大震災の時も、東京湾では、木更津で高さ数メートルの津波が川を遡上したが、陸地に大きな津波被害は起きていない。そうなると「他の要因」で「巨大津波が横浜を襲う」のかもしれない。

東京湾北部地震での津波被害

過去に東京湾で発生した大きな津波としては、江戸時代に東京湾北部で発生した直下型地震による津波がまず思い出される。ただこの際には、津波に襲われたのは、東京湾北部の今でいうと江東区、江戸川区から浦安近辺。横浜が大きな津波に襲われたとの記録は、(確か)ない。

西ノ島の巨大噴火と山体崩壊による巨大津波

この話を聞いた時「ふと頭に浮かんだのが西ノ島」。2013年に火山活動が活発化して従来からあった西ノ島と一体化、今でも活発に噴火活動をしている。この西ノ島海面に出ているのは小さな島だが、実態は海面下にあり、4000mの巨大火山だそう。つまり富士山より1000m近く大きい。もしこの火山が、巨大噴火を起こして「カルデラの崩壊」や「山体崩壊」を起こすとしたらどうだろうか?可能性はなくはない。何しろ西ノ島は実際に活発に噴火してる。過去には、火山島の山体崩壊が起きた例として有名なのが、地中海ギリシャにある「サントリー島」。現在は、白い島として観光客に大人気だが、元々は大きな火山島だったらしい。それが数年前に大噴火。カルデラが崩壊して「超巨大津波」が発生。その津波で当時東地中海を支配していた「ミケーネ文明」が崩壊したとも言われている。

もし西ノ島が巨大噴火し山体崩壊が起きた場合には、「超巨大津波」が日本列島の太平洋沿岸を襲うことも考えられる。横浜に到達する巨大津波となると、他の太平洋沿岸には高さ数十メートルの巨大津波が押し寄せることになる。

「火山津波」の脅威とは?  日本列島でも度々起きてきたこと忘れるべからず(巽好幸) – 個人 – Yahoo!ニュース

また東京大学が過去にズバリ西ノ島の山体崩壊による小規模な津波の可能性の研究をしている。

Nishinoshima tsunami (u-tokyo.ac.jp)

また江戸時代には、地震が起きていないのに静岡県などの太平洋沿岸を津波が襲ったことが記録されている。

また2018年には、インドネシアでスラウェシ島で、地震がないにも関わらず、いきなり津波が沿岸を襲い、400人近い犠牲者が出ている。

過小評価されがちな「火山津波」の恐怖 – GIGAZINE

https://gigazine.net/news/20190327-volcanic-tsunami/

西ノ島の山体崩壊以外にもいつくかの可能性を列挙すると以下のような感じか。

小笠原諸島近辺での巨大地震

小笠原諸島近辺の日本海溝でM8クラスの巨大地震が発生、地滑りが生じて巨大津波が生じる。江戸時代にあったサイレント津波と呼ばれる巨大津波は、これが原因との説もある。

ハワイなど海外での巨大地震と津波

過去にあったチリ地震の際には、巨大津波が太平洋を横断し東北の三陸沖を襲ったことがある。同様にハワイなどで火山噴火と山体崩壊、海底での地滑りなどが発生して、津波が日本に到達することも。

実は超能力はあるらしい

ここまでの話を読んで「ただの人騒がせな与太話」と思った人も多いだろう。実際のところ私自身も「超実利的」な人間で、幽霊とか霊感とかは殆ど信じていない。ただ「超能力」の存在は少し信じている。というのも以下の本を読んだからだ。

この本は、ジャーナリストである著者が、アメリカ公文書館で発見したペンタゴンやCIAの機密文書の中から、超能力関連の文書を発掘して書かれた「とても真面目な本」。所謂「オカルト」や「際物」の本ではない。本書によるとアメリカ軍やCIAが、過去に真面目に「超能力」を研究していたらしい。更に驚きなのが、その結果。なんと「超能力は実際に存在する」というもの。研究方法としては、外部からの情報を完全に遮断した状態(音や光だけではなく、電磁波や重力波なども遮断)で、繰り返し超能力者に「透視」「遠隔透視」「念力」などを実演してもらうという方法が中心。その結果、統計的に「ランダム(出鱈目やまぐれ)」で予想される結果を相当上回る成果が得られたそうだ。つまり、繰り返すが「超能力は実在する」らしい。

ただ、その超能力の作動原理を解明することは出来なかったようだ。また「超能力」の実用化も試みたようだが、途中で断念、プロジェクトはお蔵入りとなったらしい。この本が本当に思えるのは、研究を断念した理由。超能力者の透視にも結果のバラつきが相当あったらしい。ところが、正確な透視と、そうでないものの区別をつける具体的な方法が発見できなかったからとのこと。これでは実際の軍事作戦や情報収集活動には利用できないと軍やCIAは判断したらしい。つまり「サイエンス」としては統計的に超能力の存在を確認できたが、「エンジニアリング(工学)」としての実用性がなかったそうだ。

ただ、この本が扱っている研究の大半は、1960年代後半から1970年代にかけて行われたもの。もしかしたらそれ以後も研究が続けられている可能性も否定できないが、現在の状況は不明。

まとめ

ということで、お化けやスピリチュアル、神の存在などは私は全く信じていないのだが、「超能力」だけは少し信じている。この、たつき樹諒さんという漫画家は、特に予言を喧伝しているわけでもなく、スピリチュアルビジネスを行っているわけでもないので、半信半疑ながら心の隅に置いておくようにしている。

結論は、「信じるも信じないもあなた次第」。

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