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セミリタイア後のリスクに備える.その1・・・個人BCPプラン

一見、悠々自適に思えるセミリタイアライフ。しかし、今回のコロナショックで分かったことは、世の中どんなことが起こるか分からないということ。想定を超えた事態が発生するリスクが常にある。特にセミリタイアの場合には、フルタイムの仕事を辞めてしまっているため、一度、致命傷を浴びるとリカバリーは非常に困難。と言うことで「想定外のリスク」も可能な限り事前に想定し、積極的に備えたいと考えるようになった。

想定外とBCP

最近多くの企業では、「BCPプラン」というものを策定している。一般的に「事業継計画」と呼ばれるもの。地震などの天災が起こった場合でも、ビジネスを中断することなく継続できるようにする非常計画。日本では、95年の「阪神淡路大震災」以降、特にインフラ企業や金融業界に策定が求められるようになった。銀行などの金融業では、金融庁などの検査の対象にもなっている。実際私が現役時代にも計画の策定や訓練を定期的に行っていた。

その後も対応が必要なリスクが、どんどん追加されていった。契機になったのが2001年の9・11同時多発テロ。日本の金融機関もワールドトレードセンターにオフィスがあった企業が多く、影響を受けた。その後も、新型インフルエンザのパンデミックなどの対応も追加されていった。今回のコロナでも完璧な対応は無理としても、マニュアルや体制を常にアップデートしているはず。

9・11同時多発テロは予言されていた

2001年に起きたNY同時多発テロ。今でもこの時のことは鮮明に覚えている。金曜の夜、都内で飲んでいると携帯に同僚から「NHKを直ぐ見ろ」と緊急連絡が入った。お店のテレビを付けてもらうとWTCの一つから黒煙が上がっていた。その足でタクシーに飛び乗ってオフィスに戻り、手分けしてNYと連絡を取ろうとした。当時、WTCには、みずほ銀行などの邦銀やキャンター・フィッツジェラルドという米国債の大手ブローカーなど、多くの金融機関がオフィスを構えていた。そんな中、あれよあれよという間に2機目が突入。一時間もしないうちにビルが崩壊してしまった。実はこの時、一番印象に残っているのは、同僚と携帯で交わした会話。「トムクランシーだ!」と言い合った記憶が。というのもトムクランシー作の「日米開戦」という作品で、日本のパイロットがジャンボジェットでワシントンのアメリカ国会議事堂に突入するという場面が描かれていたのだ。まさにそっくり。今でもビンラディン率いるアルカイダは、この小説をモデルにしたと確信している。

パニック映画や小説は、結構参考になる

「想定外」のリスクをリストアップする際には、パニック映画や、SFの近未来小説などが、意外にも結構参考になるということが多い。今回の新型コロナウィルスのパンデミックに関しても、ハリウッド映画の「コンテイジョン」や日本の「感染列島」、はたまた日本が誇るSF作家の小松左京作の「復活の日」などが、かなり正確に予言していたと話題になった。また東日本大震災の巨大津波に関しても、日本の小説家の高嶋哲夫氏が「M8」という小説で予想していた(高嶋哲夫氏はコロナに関しても「首都感染」という小説で予測)と話題に。私は元々パニック映画やSF好きと言うこともあり、映画や小説なども参考にしながら、近い将来発生する可能性のあるリスクをリストアップして、可能な限り対策をとることに。

個人版BCPプラン

そこで考えたのが「個人版BCP」とも言えるもの。将来起こる可能性のある「想定外」を予めリストアップし、可能な限り備えるようにしたい。そこで先ず手を付けたのが、将来起こり得る「想定外」のリストアップをしてみた。

天災関係

発生
確率
種類名称メモ影響
地震南海トラフ地震30年以内に70%の確率
首都圏直下型地震これも30年以内に発生が予想されている
千葉県東方沖地震東日本大震災の割れ残りが原因、
房総半島に巨大津波が押し寄せる可能性
小笠原沖巨大地震一日本海溝で巨大地震発生、太平洋沿岸が巨大津波に襲われる。
火山噴火富士山噴火噴火した場合には、首都圏が大規模停電
浅間山噴火巨大噴火すると北関東一帯が被害
阿蘇山大噴火西日本滅亡クラス不明
九州火山帯姶良火山が噴火すると日本滅亡不明
台風スーパー台風2013年にフィリピンで発生、いよいよ
日本にも
大規模水害温暖化で多発
パンデミック新型インフル強毒型の鳥インフルの流行は時間の問題らしい
エボラ等オリンピックがあるとヤバいかも
スーパー耐性菌次のパンデミックはこれだと言われている
極小隕石落下確率的には低いが、大きいのが来ると人類滅亡クラス不明
氷河期到来一部の科学者は気温の低下を予想している不明
温暖化加速地球の気候が変化、日本が亜熱帯に
隕石落下や大幅な気候変動を除くと日ごろの備えや、住居の選択で対応可能。隕石落下や氷河期到来には備えようがない

地政学的リスク

北朝鮮や中国など、日本周辺でも戦争などの地政学的リスクを想定する必要が最近出てきている。子ここでは、近未来の日本に直接被害が及ぶ可能性のあるものを列挙

発生確率名称メモ影響
米中軍事衝突南シナ海で米中が軍事衝突発生、輸入が止まるなどの影響
日中軍事衝突尖閣諸島で日中が衝突、日本本土が攻撃されるリスクあり
北朝鮮暴発日本にミサイル飛来、核が使われなければ影響は小さいか
第二次朝鮮戦争日本が米軍の出撃基地に、日本本土がミサイル攻撃される可能性
台湾有事香港問題で可能性が上昇、日本本土が巻き込まれる可能性大
何れも、日本本土が直接攻撃対象になるリスクがある。また石油や食料輸入途絶のリスクも

事件・事故

リスク種類メモ影響
原発事故地震以外でも大規模停電で可能性あり
航空機事故特にLCCで熟練パイロットが不足、事故の可能性
極小加速器事故粒子加速器の事故でブラックホール発生、地球が飲み込まれる不明
三峡ダム決壊今年話題になりました

政治経済

地政学リスクとも被るが、直接軍事に関連しない国政政治関連のイベント中心

発生確率種類メモ影響
財政破綻日本政府財政破綻、資産課税、デノミその他
ポピュリスト政権誕生格差の拡大から近い将来、日本でポピュリスト政権が誕生、
令和新撰組の登場で可能性が上昇
沖縄独立中国は沖縄の独立と中立化を望んでいる、将来日本の国力が衰えた時には、沖縄で独立運動が起きる可能性、へたをすると内戦状態に
米国内戦リベラルと保守の対立が激化、最終的にはアメリカ国内が、一種の内戦状態に、BLM運動激化、今年2020年大統領選の行方次第では、今年発生も
日米安保終了米中戦争で米国が敗退、または、アメリカで孤立主義が対応、日本から米軍が撤退、場合によっては、日本の核武装も
中東動乱イランとイスラエルが衝突、サウジで革命が発生など、それ以外も火種が多数
中国内乱米中戦争敗北や経済混乱が原因で中国で反共産党の反乱が発生、内乱状態、国家分裂
大幅な政治の変化は、資産運用を始めとする経済面に大幅な影響が出る可能性があり、ある程度の対処がが必要か

続く・・・

ある程度リストアップしたところで、発生確率の高く、生活への影響が高いものを中心に対処を考えていきたい。

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