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セミリタイア向けの住まいには、URの団地がお勧め

セミリタイアを始めるに当たって悩んだことの一つが「住居」をどうするか。結論としては、築古のUR(旧住宅都市整備公団)の団地を選んだ。

そもそもURって何?・・・要は「団地」

URとは独立行政法人都市再生機構のこと。昔の住宅公団と言えばわかりやすい。2004年の小泉政権下の行政改革で独立行政法人となった。要は「団地」のこと。

なぜURの団地にしたか

初期費用などが安い

URの賃貸住宅は、「敷金2か月分」で「礼金」「仲介手数料」は不要だ。また「更新時」にも「更新手数料は不要」。退去時も最小限の実費の清算のみで、一部の民間賃貸住宅のように、原状回復費用や清掃費用の「ボッタくり」に会うこともない。

地震に強い

ここ30年で「阪神淡路大震災」、「東日本大震災」などの巨大地震が日本を襲った。つい最近の熊本地震では、築10年程度の木造一戸建てが木端みじんに倒壊するケースもあったらしい。URの賃貸住宅で倒壊や大破したものはない。

また郊外の古い団地だと、建物と建物の間に緑地スペースがある場合が多い。地震が起こった時には、避難場所があるのは、安心。

スペックが比較的高い

他の賃貸アパートやマンションと比べると、建物の「スペック」が比較的高い。URの団地は、もともと「親方日の丸」の公団だけあって、民間の賃貸マンションにありがちな、スカスカの壁で音漏れがうるさいとか、無理な間取りとかが少ない。分譲のマンションに近い、またはそれを上回る設備がある場合が多い。ただし、「豪華なエントランス」とか、共有設備とかは当然ないのであしからず。キッチンやバスの設備も、必要にして最小限のスペックで「豪華」さを期待する向きには不向き。

高齢者でも審査に落ちない

民間の賃貸マンションでは、高齢者が「孤独死」などの懸念から、審査で撥られることが多いらしい。URに関しては、準公的機関ということもあり、少なくとも金さえああれば、年齢だけを理由として、審査で撥ねられることはない。

都市圏に多い

もともとは、高度成長期に大量供給された「団地」。首都圏や大阪圏、地方だと福岡などの都市圏に集中している

デメリット

一応、公平を期すためにデメリットも上げておきたい

家賃は必ずしも安くない

団地と言うと格安家賃をイメージする人も多いかもしれないが、URに関しては必ずしも安くない。建物や設備のスペックを考えると、個人的な意見だが、民間の賃貸マンションより1割安程度のイメージだが、決して「安いわけではない」。

駅から遠い物件が多い

特に首都圏で1970年代辺りに開発された、所謂「巨大団地」は、駅から遠い場合が多い。特に千葉、埼玉、八王子当たりの物件は、駅からバス便が当たり前。今後「高齢化」が急速に進展すると、「バスの減便」で「陸の孤島」になるリスクがあるので注意が必要

都市部だと倍率が高め

最近建てられたURの物件は、大規模な都市開発の一環として建てられたものが多い。特にウォーターフロントのタワマン物件は、ほとんど空きがない状態。また古い物件でも通勤の便がいい物件(東洋一の団地と言われる高島平とか光が丘など)は、やはり結構埋まっていて意外にも空きがない。

外国人が比較的多い

URは、ほかの賃貸マンションと比べて入居条件が緩いためか、「外国人」が比較的多い。私が以前住んでいた江東区のURでには、「インド人(主にIT系)」が大量に住んでいた。私は特に気にならなっかが、生活習慣の違いなどから「ゴミ出し」などで揉める場合があるので、気になる人は気になるだろう。

また一部の団地では、住民の過半数が「外国人」の場所も出てきている。有名なところでは、埼玉県の蕨市(中国人)、神奈川県の相模原市(ベトナム)など。静岡や愛知でも同じような場所(ブラジル)があるらしい。私自身は、日本国内で海外生活体験で出来ておもしろと思うぐらいで、まったく気にならないが、気にする人には、「しんどい」かも。

団地自体が無理の人も

私は社会人になって以来、マンション住まいだが、中には「戸建て」にこだわりのある人も居るだろう。特に他人の生活音に神経質な人には、向いていないかもしれない。また団地特有の無機質な感じになじめない人も多いかも。私個人は、むしろ「無機質」な感じが好きなので、問題なし。

狙い目の物件

完全に個人目線なので、参考にならないかもしれないが、自分が選んだ物件の条件を書いてみたい。

あえてバス便物件

大してで出歩く必要のない「セミリタイア」なので、バス物件にした。ただし日常生活の便を考えて、近隣にスーパー2件以上、ドラックストア、コンビニを条件にした。今住んでいる物件は、チャリ圏内にスーパー4件、ドラックストア3件、コンビニは5件以上。さらにホームセンター、スーツの青山などロードサイド店もあり、日常の買い物は問題なし。さらにバス10分に乗れば、駅に巨大モールもある。

また家賃も「バス便物件」は、比較的安い。同じ駅を利用する駅近物件と比較すると2割から場合によっては3割程度安いことも。

築古のリノベ物件をチョイス

最近になって、URは築30年以上の古い物件の「リノベ」を積極的に行っている。古い畳張りの2K物件をぶち抜いて1LDKにしたり、床をフローリングに張り替えたり、水回りを交換したりして、現代のニーズにあった物件にしている。建物自体は古いが、室内はリノベされていて、比較的快適に過ごせている。

続く

長くなったののこの辺で一旦中断。賃貸か持家か、都市部か田舎か、など続編でセミリタイア向けの「住まいの考察」を続けたい。

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