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やってはいけないお金の話・・・その2証券会社には間違っても行ってはいけない

資産運用をはじめるにあたって必須の知識は、株や債券なんかの金融知識、世界の経済の話?いえいえ違います。まず最初に勉強しなければならないのは、「ヤッテハイケナイ」に関する知識です。ヤッテハイケナイお金の話その2は、「証券会社には間違っても行ってはいけない」です。

証券会社では、個人投資家は「ゴミ」と呼ばれていた。

これは有名な話なのでご存じの方も多いと思いますが、日本の証券会社では、一般の個人投資家のことを内部で「ゴミ」と呼んでいました。いまはさすがにSNSで炎上しちゃいますんで大っぴらには使われていないかもしれませんが、個人投資家が証券会社にとって「ゴミ」のような存在であることに変わりはありません。

日本の証券会社はあくまで「ブローカー」

みなさん「ブローカー」って言葉を聞いてどんなイメージを持ちますか?なんとなく胡散臭い、信用できないなんて感じでしょうか。最近だと新型コロナウィルスに関連して「マスクの転売ヤー」を思い浮かべた人も居ると思います。日本の証券会社は基本的には「株のブローカー」です。投資の専門家と思っている方も多いかと思いますが、彼らはあくまで「株」という商品を販売している業者にすぎません。もちろん一般人よりは、株や投資信託と言う商品についてはよく知っているでしょう。しかし実は「どうやったら資産を増やせるか?」の専門家ではありません。

証券会社も「手数料ハンター」

証券会社を資産運用のプロと勘違いしている人も多いと思いますが、これも大きな勘違いです。彼らの本業はあくまでも「手数料稼ぎ」です。証券会社の収入源を考えれば、あくまで重要なのは、「いかにして手数料を稼ぐ」かであって「顧客が儲けたがどうか?」は関係ありません顧客が投資した株でいくら儲けようが、証券会社に入ってくる「手数料」は一緒ですより多くの金額でより沢山売買を繰り返す投資家が証券会社にとって重要な顧客となります。小口の資金で持った株をあまり売買しない顧客は、証券会社のセールスマンにとっては、ある種「いい迷惑」なのです。

ラップ口座は「地獄への一本道」

ここで特に注意しなければならないのは、最近証券会社が盛んにセールスしている、所謂「ラップ口座」という商品です。投資一任勘定と呼ばれるもので、顧客に代わって証券会社や子会社の投資顧問会社が運用を代行するものです。「プロが運用するから安心」ということで一時退職金を受け取った高齢者などにも人気になりました。しかし実際の運用成績は惨憺たるものが多いようです。よくて「インデックス投資」なみ。わるいと市場が上昇してるにも拘わらず損失が出るケースもあったようです。加えて「ラップ口座」は、他の金融商品と比べて手数料率が極めて高く、相場では儲かっていても「手数料でマイナスになる」というケースが続出、一時問題になりました。また証券会社が抱え込んだ「不良在庫」の株式などをラップ口座に「嵌め込む」行為が横行しているのではないかなどの悪い噂も絶えません。

EB債などの複雑な商品にも手を出すな

「ラップ口座」とならんで最近証券会社が販売に力を入れているのが「EB(他社株展開社債)」と呼ばれているものです。これは指定された株式の株価が一定レベルを下回らない限り高い利率(例えば5%程度)を受取れる代わりに、指定された株式の株価が下落した場合には、「指定された株価と実際の株価との差額」が損失として元本から差し引かれるという、「非常に複雑な仕組みの商品」です。投資する際には一見「高利回りの債券」に見えるため、特に小金を持った高齢者を中心に未だに高い人気があります。

しかしながらこのEB債の本質は、通常の社債に非常のリスクの高い「株式のプットオプション売り」というデリバティブズを組み合わせた非常に複雑なものです。金融工学やデリバティブズを専門とする人間以外には、正当な価値を見積もるのが極めて難しい商品です。ましては一般の投資家どころか、証券会社の社員にもほとんど理解不能な商品になっています。

なぜこんな複雑な商品を証券会社が販売するかと言うと、「高額な手数料を隠すことが出来る」からです。投資家は「株価オプションを売却」すると「オプション料」という一種の手数料が受取れるのですが、このオプションの手数料を実際は半分程度しか投資家に渡さないことで、投資家にわからない様に裏で「ボッタくっている」仕組みになっています。一時一部の投資信託などの高額な手数料が問題になったことや、一般投資家の株離れが進んだことなどから「見た目が高利回りの社債」という形に偽装した商品の販売に力を入れることになったのです。

ブラジルレアル建て投信や債券も絶対買ってはいけない

EB債と同じような商品で最近証券会社が販売に力を入れているのが「ブラジルレアル建て」や「トルコリラ建て」「南アフリカランド建て」などの高金利の新興国通過に利回りや元本が連動する債券や投資信託です。これも仕組みはEB債と一緒で、為替オプションというデリバティブズを商品の裏に仕込むことで「投資家に気付かれないように手数料をボッタくる」仕組みになっています。この「裏でボッタくった」手数料に関しては、社債や投資信託の「目論見書」に記載する必要もないため、一種の「裏手数料」となっています。見た目の高金利や高利回りについ騙されそうになりますが、「リターンに比べてリスクが極めて高い商品」であるのみならず、「投資家がリスクの存在に気付かない様にしている」極めて悪質な商品と思います。

証券会社にもやはり「特別に有利な情報はない」

これは、ほかの金融機関全般にも言えますが大手だからと言って特別有利な情報ありません。よく大手証券だと企業などの秘密にされている内部情報や、また政府や中央銀行などの機密情報を持っていると勘違いされている人がいますが、これは、大きな幻想です。繰り返しになりますが、2008年のリーマンショック、2001年のITバブル、1990年代のバブル崩壊。どれも大手証券が軒並み大損害を被っています。一番の例は1997年の山一證券の自主廃業です。当時、山一證券の経営陣は、巨額の含み損を抱えた株式を損切りも出来ずに10年近く飛ばしを続けていました。まるで損切りできず「塩漬け」にしてしまっている個人投資家と変わりがありません。また内部者情報に関しては、へたに漏らせば「インサイダー取引」で金融商品取引法違反でお縄になってしまいます。よく考えなくてもわかると思いますが、一支店の一顧客にそんな情報を渡すとも考えられません。

投資を始めるなら「ネット」証券一択

では、証券会社以外のどこで投資をするのかと言うと、ズバリ「ネット証券一択です」

まとめ

  • 既存の証券会社の店舗には近づいてはいけない
  • 証券会社では、一般投資家は「ゴミ」と呼ばれている
  • ラップ口座やEB債、新興国通貨建ての債券など複雑な商品には投資するな
  • 大手の証券会社でも「特別有利な情報」は存在しない
  • 投資するなら「ネット証券」一択

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